ファッション誌の読者、要注意!
ファッション好きの多くはファッション誌を読んでいることだろう。
載っている様々なコーデに影響を受け、色んなブランドのニューアイテムを見て現在のトレンドについての見識を深めたり、ファッション誌はみんなにとって有用な存在なのは確か。
ただ、最近自分は渋谷、原宿、新宿などのエリアを歩いてあることに気づいた。
それは多くの人が、雑誌に載っているコーデを真似ているだけということ。。
真似をすること自体は簡単なことだ。そしてそういう人が多くなるほど、似たような人が多くなっていって、コーデ自体が学校の制服と同じように凡庸に見えるようになる。これは多くの人が感づいているはずだ。
ボンバージャケットの着こなし方の数々。
服には、このようにたくさんの着こなし方がある、つまり大きなポテンシャルがある。だったらなんで雑誌が提案している「着こなし」のみを真似するのか?真似する事でその服やコーデ全体の本当の価値を引き出せていないんじゃないのか?
しかも雑誌に出ているコーデはそれを着ているモデルさんに合わせていて、読んでいるあなたに合わせている訳ではない。だから真似する事はそもそも理不尽な事。自分だって、自分のお気に入りのスニーカーをみんなが履いているのを見て嫌な思いをするだろう。
このように、他人のスタイルを奪う事自体、価値がないものだ。
ファッションは自分らしさを世に見せるのに一番有効なもの。なら自分のスタイルが多くの人に似てる場合、自分らしさも薄くなる事になる。
だけど、ファッション誌を読む事は決して悪い事ではない、自分も実際いつも楽しんで読んでる。ただその雑誌の読み方を知ることが重要だと思う。
雑誌の目的はできるだけ多くのタイプの人の興味をそそること。だから雑誌で見つかるたくさんの情報の中で自分に合うのはごく一部のみ。なので、情報を丸呑みするのではなく、自分に合わないもの、好きではないものを処理することが大切だ。すべての載っている服が自分に合うわけがない。
雑誌のモデルだって一人じゃなくて、何人もの違う体型、違う肌の色の人達が自分たちに一番合ったコーデを見せている。まさにこれは読者にも当てはまるべきことだ。
結論として、洋服を買う時は社会に合わせるのではなく、自分に合わせるように。
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